星のカービィの名前の由来は、ある裁判が元になっている?

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スマホゲーム「白猫プロジェクト」を運営する“株式会社コロプラ(以下、コロプラ)と、かの有名な“任天堂株式会社(以下、任天堂)

2018年1月11日現在、コロプラ側の特許権侵害で任天堂がコロプラを提訴したことが話題になっている。

任天堂の法務部はこういった事例において”最強”であるといわれているのだが、その最たる例として、映画「キングコング」の著作権を任天堂のゲーム「ドンキーコング」が侵害しているとして起こされた裁判がある。

今回はその内容に触れつつ、「星のカービィ」というゲームの命名の起源について紹介して行きたいと思う。

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星のカービィの”カービィ”の由来は

ゲーム好きであろうとなかろうと、任天堂の代表タイトルである星のカービィで遊んだことがある人は多いだろう。 発売元は任天堂であるが、開発は”HAL研究所”。 超人気シリーズ「大乱闘スマッシュブラザーズ」を手掛けた“桜井政博”氏(以下、桜井氏)が在籍していた会社である。 星のカービィを手掛けたのも、同じく桜井氏。

この星のカービィの名前の由来といわれる話がいくつかある。 冒頭で述べたドンキーコングの裁判において、任天堂側の弁護士を担当した“ジョン・カービィ”氏(以下、カービィ氏)の名前をとったとするものと、アメリカに存在したという掃除機会社”Kirby(カービィ)”からとったとするものだ。

まずはジョン・カービィ説から紹介していこう。

カービィ氏への感謝から、カービィを採用した説

1982年、アメリカの大手映画会社”ユニバーサル映画(以下、ユニバーサル)”が、ドンキーコングはキングコングの著作権侵害であるとして任天堂を提訴した。 要するにパクリであると言ってきたのである。 これに対して任天堂は反訴を起こした。

この裁判はユニバーサルがキングコングの版権を持っているとし、それを任天堂が侵害したという前提で起こされたものであったが、裁判が進む中で驚きの事実が発覚する。 なんとユニバーサルはそもそもキングコングの版権を“持っていなかった”のである。

ユニバーサルは1975年にキングコングの制作・配給を担当した映画会社”RKO”を訴え、”キングコングはパブリック・ドメインである”という主張を通して勝訴した。 パブリック・ドメインというのは、著作権フリーな作品であるということ。 いわゆるフリー素材に近いものがある。

自分で著作権などないと主張し、それを通しておきながら著作権違反だなんだと宣って起こした裁判。 当然勝てるわけがない。 結局、訴訟は却下されたのである。

これで終わりかと思いきや、そうではなかった。

なんと、ユニバーサルが発売したゲーム「キングコング」の方こそ、ドンキーコングのパクリだったというのだ。 カービィ氏はこれを主張したが、ユニバーサル側も負けじと反訴。 裁判は数年かけて行われ、最終的にユニバーサルの全面敗訴という形で終わりを迎えた。

ユニバーサルがキングコングの著作権を主張した訴訟はこれだけではなかったため、その対象となった被害者側にユニバーサルに対する返金要求権利が認められたほか、件の裁判においてかかった任天堂の訴訟費用を負担するという結果となったのだった。

当時のアメリカにおいて任天堂は今ほど大手ではなく、むしろ弱小企業であったにもかかわらず大手であるユニバーサルに勝訴できたのは、カービィ氏のおかげといえる。

このことから、カービィ氏の名前をとって星のカービィとしたという説がある。

掃除機会社Kirbyからとった説

カービィ氏のようなエピソードはないものの、掃除機会社Kirbyからとったする説もある。 これは単純に、カービィというキャラクターの特徴も相まってそう言われているのだろう。

カービィといえば吸い込み、吸い込みといえばカービィ。 ゲームにおいては大食いキャラ押しではないが、アニメや漫画などではいくらでも食べる、というよりなんでも食べる一種のバケモノのように扱われることが多い。

吸い込むという言葉で思い浮かべるのはカービィかもしくは掃除機くらい。 次点でブラックホールなど。 このことを考えれば、掃除機会社のなかにKirbyという会社があったということで、この説が語られるのも当然といえるだろう。

余談ではあるが、掃除機会社Kirbyについて調べてみても販売されている掃除機そのものはでてきても、会社についての情報はほとんどでてこなかった。

結局、事の真偽は闇の中

結局のところこれらの説は憶測や噂話のたぐいに過ぎない。 任天堂の“宮本茂”氏(以下、宮本氏)や桜井氏らも、星のカービィの由来についてはもう覚えていないという。

個人的にはジョン・カービィ説を推したいところだが、真実を知る人はいない。 今後もおそらくは明らかになることはないだろうが、逆に想像の余地があっていいとも思える。

ところで由来とはちがうが、星のカービィとなる前のタイトルは「ティンクル★ポポ」。 カービィも”ポポポ”という名前であったらしい。 ティンクル★ポポというタイトルではなんとなくサンリオ感があってよくないという理由で、宮本氏が却下したそうな。

今なお新作が発売され、長く長く愛されつづけている星のカービィ。 私は「星のカービィ スーパーデラックス」が大好きだった。 皆さんは、思い出深いタイトルはあるだろうか?

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わいと

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ゲームやアニメなどのインドア系娯楽好き! マイクラやスマホゲームのプレイ日記を中心に書いていきます。ゲーム情報系記事の更新はお休み中。

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