「討鬼伝2」発売! 実際に遊んでみたレビュー

討鬼伝2

7月28日に発売された「討鬼伝2」。 今回はこちらのレビューをお届けしたいと思います。 対応プラットフォームはPS4 / PS3 / PSVita

本作は討鬼伝シリーズ最新作であり、前作「討鬼伝」の続編にあたります。 間に「討鬼伝 極」が発売されていますが、あちらは拡張版なので、続編とはいわないでしょう。

発売元はコーエーエクモゲームスで、ジャンルは“ハンティングアクション”。 ハンティングアクションと聞いて思い浮かべるのは、まずモンスターハンターで、次にゴッドイーターだと思います。

本作はどちらかといえばゴッドイーター寄りですね。 多彩なアクションでスピーディーに、テクニカルに敵を倒していくタイプです。 最近はモンハンもこっちに寄ってきている感じですが。

さて、今回はそんな討鬼伝2が前作からどう進化したのか、どう面白いのかなど、実際に遊んでみてのレビューをお届けいたします。

時は明治。 我々の知る世界の「裏の歴史」

本作はオオマガドキと呼ばれる災厄から十年後の世界が舞台となっています。

大量に現れた“鬼”を討たんと横浜にて戦っていた主人公ら“モノノフ”。 その部隊を指揮していたのは「軍師・九葉」と呼ばれる男性でした。

これら鬼やモノノフは、我々の知る「表の歴史」からは隠匿されてきた「裏の歴史」に生きる者たち。 それが、ついに表を侵食し始めたのです。

彼らは鬼を少しずつ駆除していきますが、そこに「シンラゴウ」と呼ばれる大型の鬼が出現。 苦戦しつつも果敢にシンラゴウを攻める主人公ですが、突如シンラゴウは消失。

すると今度は上空に巨大な鬼が出現し、それと同時に巨大な”鬼門”が開きます。 現場のあらゆるモノノフがそれに目を奪われるなか、突如として主人公は鬼門へと吸い寄せられ、そして飲み込まれてしまいました。

それから十年の年月がたったある日、横浜から遠く離れた西の果て。 そこにある「マホロバの里」に、記憶を失った主人公が流れ着くところから物語は始まります。

ハンティングアクションでオープンワールド!?

討鬼伝2では最近の流行りにならってか、オープンワールドが採用されています。 プレイヤーの拠点から森、極寒の地、重力の歪んだ世界などを一続きのものとして表現。

各マップには鬼だけでなく、人もいます。 各地に点在する人々からは任務を請け負うことができ、達成すれば報酬を得ることが可能です。

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前作では各ミッションごとにマップを移動し、設定された大型ボスを倒して拠点に戻されるまでが流れとなっていましたが、本作はオープンワールドのため、少し違います。

中型ボスから大型ボスまで、それらはマップ上で敵として湧いてきます。 雑魚のようにわらわら出てくるわけではありませんが、目的地への移動中などに突然のように出てきたり、普通に跋扈(ばっこ)していたりします。

彼らとの戦闘は、イベント戦闘でなければ逃走することも可能で、先を急ぎたい場合は無視することも。 ストーリーを進めたいけど道中のを相手するのが面倒という人も安心です。

さらに本作から新たに追加された”鬼の手”を利用することで、高い壁を登ったりすることもできるため、今まで以上に自由度が高くなっているといえるでしょう。

時には鬼の手を活用しないと見つけられない場所にアイテムが隠されていることも。

オープンワールドになったことにより、ある程度先のマップまで一気に走りこむことも可能です。 本来まだ出会うはずのない鬼と戦うことができるのも、また魅力のひとつですね。

進化したアクション。 新要素”鬼の手”とは?

前述した“鬼の手”。 これはマップ攻略のためだけでなく、戦闘においても大いに活躍します。 むしろ戦闘面のほうがメインですね。

鬼の手によって何ができるかというと、敵の部位を”完全破壊”することや、敵の特定の行動を阻害することなどが可能です。

部位の完全破壊は“鬼葬(おにはふり)”と呼ばれ、前作ではできなかった鬼の本体の完全破壊を可能とするアクションです。

部位を失った鬼は動きが制限されたり、全く異なる戦闘スタイルに切り替わったりするため、どの鬼は鬼葬を狙ったほうがよくて、どの鬼はしないほうがいいのかを学んでいく必要があるでしょう。

鬼葬をすると追加で報酬がもらえたりもするので、厄介な敵にもする必要がでてくるかも……?

鬼の行動阻害は、“鬼返(おにがえし)”と呼ばれます。 鬼が力をこめた渾身の攻撃を狙って鬼の手でつかむことで、鬼を強制的にダウン状態にする技。

“特定の行動”かどうかを見分けられるようにオレンジのオーラらしきものが放出されますので、結構狙いやすいです。 ラッキーと思って積極的に狙うといいでしょう。

移動のストレスを解消。 “鬼疾風”

新たな移動手段である“鬼疾風(おにはやて)”。 これはマップを高速でダッシュするアクションです。 通常のダッシュとは別に扱われ、発動時には少しずつ気力を消費します。

その速度は尋常ではなく、たとえるならソニック・ザ・ヘッジホッグの3分の2くらいの速さ。 戦闘時にも、相手との間合いを詰めたり、逆に攻撃から逃げる目的で使うことも多いです。

しかし前述したとおり発動中は気力を消費するので、いざというときに特殊アクションができなくなることもあるため、使いすぎには注意。

仲間と絆を深めよう

前作から引き続き、本作にも“好感度システム”が採用されています。 好感度はイベントを進める他に、一緒に探索したり鬼を倒したりすることでも上昇していきます。

好感度が上がると、“禊場”での会話が変化したり付与される効果がより良いものになったりと、いいことがいっぱいです。 “イイコト”もいっぱいです。

禊場をのぞいても許される……?

本作には”禊場”と呼ばれる場所があり、そこでは一時的なステータス上昇効果を得たり、仲間と出会ったら会話イベントを見ることもできます。

男性の時間と女性の時間が存在しますが、どっちに入ることも可能。 しかし異性の時間に入ると、好感度が低い場合は追い出されてしまい、ステータス効果を得られないまま終わることもあります。

“そういう展開”がお望みの場合は、しっかり好感度を上げたうえで特攻しましょう。

ちなみに好感度が高いと良いステータス効果がつきやすくなるので、そういった意味でも好感度は上げた方がいいです。

天狐に加えて、”カラクリ人形”が登場! お使いにいかせよう

討鬼伝シリーズのマスコットキャラクターたる“天狐”。 前作から引き続き登場しますが、本作ではさらに“からくり人形”が登場します。

からくり人形は“からくり石”を原動力として動いており、仲間になったのちは各マップに派遣し、素材を集めてきてもらうことができます。

初期状態では派遣の成功率はかなり低いものの、強化していくことでその確率は少しずつ改善されていきます。 からくり人形もしっかり活用すれば、効率的に素材を集めることが可能でしょう。

やりこみ要素もたくさん!

本作にももちろんやりこみ要素はたくさんあります。 クリア後の後日談要素はもちろん、おなじみの“ミタマ”集め、そして各マップに散らばっている“しるべ”集めなどなど。

ストーリーが終わればそれで終わりなんてことはないので、オンラインマルチに向けて装備を強化するもよし、しるべやミタマのコンプリートを目指すもよし、各地の依頼をすべてこなすのもよしです。

討鬼伝2を隅々まで遊びつくしましょう!

総評

前作とくらべて操作性が格段に良くなっており、グラフィックも向上し、しかもオープンワールドに対応。 鬼疾風などの追加によって、さらに自由度の高いゲームになりました。

面白すぎてナンの文句もない! ……といえれば、最高でしたが。

まあ残念ながらビミョーだなーとか、うーんとなる部分もちょこちょこあったりなかったり。 複数あるうちから、とくに気になった点をいくつかお伝えします。

まず最初に、本職ではないかたがCVを担当していることによる、キャラクターの魅力の半減です。

本作に登場するキャラクター「グウェン」のCVを担当しているのは中川翔子さん。 10年近く前から声優業にも挑戦してきている中川さんですが、やはりどうしても素人くささが抜けません。

演技が棒というわけでは決してなく、むしろアニメ映画で無闇矢鱈に主張してくる俳優勢と比べるとかなり上手いです。

しかしその声質が合っていないというか、アニメキャラ感がないんですよね。 だからどうしてもキャラクターに対して声が浮いてしまう。 それがちょっと気になりました。

そしてもうひとつは、カメラの向きによる攻撃高度の変化。 カメラが向いている高さによって攻撃の方向が変化するため、向きによっては敵に攻撃が当たらないこともしばしば。

飛行する鬼もいるのでそのためと思いますが、それでも、うーんとなってしまいますね。

さて、マイナスなことを幾つかお伝えしましたが、それ以上に良いこともたくさんあります。 たとえば、前作に登場した「軍師・九葉」「相馬」「初穂」らが引き続き登場していることとか。

過去作のキャラクターが登場するのは、シリーズ通して遊んでいる者にとっては嬉しいサプライズですよね。

それ以外にはオープンワールドの採用もかなり大きいです。 現状だとモンスターハンターもゴッドイーターもオープンワールドではありませんよね。 というか、ハンティングアクション系では見たことがないです。

オープンワールドのことは知らずに購入したので、プレイ当初はかなりビックリしました。

ジャンルは違うものの、タイプとしてはゼノブレイドクロスに近いでしょうか。 あれのアクション版といった感じ。

あちらが楽しめるかたは、こちらも存分に楽しめるのではないかと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

みっつん

ゲームやアニメなどのインドア系娯楽が大好きです! 新しいゲームの情報や攻略情報などについて話したくてブログをはじめました。 ブログの更新情報などは、Twitterでお知らせしたいと思います。