シリーズ第4作目! ハイクオリティドットアクション「Momodora: 月下のレクイエム」

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今回ご紹介するのは「Momodora: Reverie Under the Moonlight」。 日本語表記だと「Momodora: 月下のレクイエム」。 Steamにて発売中で、価格は980円(2016年7月10日時点)です。

ゲームジャンルは“2D探索型アクションゲーム”。 Momodoraは本作で4作目であり、前作からバトルシステムやキャラクタースプライトの改良がなされ、今まで以上に洗練された世界観でプレイヤーを魅了します。

本作のキャラクター、ステージ、エフェクトなどはすべてドット絵で作られています。 ドット絵の質感はもちろんのこと、それ以上に注目すべきはモーションのなめらかさでしょう。

動画サイトなどを見られる人なら一度は目にしたことがあるであろう、”ぬるぬる動く”という表現がピッタリなほどに各モーションがなめらかです。 これはキャラクターの動きに限った話ではなく、マップ上の草木から設置物に至るまで、あらゆるものが”ぬるぬる”です。

2Dは3Dのようにモーションキャプチャーなどが使えないため、ひとつのモーションをつくるだけでも結構時間がかかります。 しかも使いまわしもできません。 この大変さは、ドット絵制作に触れたことのある人にはよくわかるのではないでしょうか。

それをここまで作り上げているのは、本当に素晴らしいと思います。 これほどキレイなドット絵ゲームをコンシューマゲームで見かけることは、ほどんどなくなりましたよね。 悲しいことです。

ドット絵の魅力を語り始めると止まらなくなるので、そろそろゲームそのものの紹介やレビューをお届けしていきましょう。

練り込まれ、洗練された世界観。 断片的な情報が、プレイヤーの想像をかき立てる

本作中でストーリーが語られることはあまりありません。 あるとしても、所どころで登場するサブキャラクター達が話してくれる断片的な情報くらいです。

どこへ行けという指示もほとんどなく、攻略するルートもほぼプレイヤー次第。 時おり鍵のかかった扉などがありますが、その先へたどり着くまでのルートはいくつも存在します。

こういったシステムは、最近のゲームだと「ダークソウル」シリーズなどがそうですよね。 最終目的地はあるけども、それまでの道筋をどこからクリアするかはプレイヤー次第のような。

ストーリーに関するナレーションなどはないものの、本作に登場するキャラクター達はいろいろなことを話してくれます。 今、世界がどうなっているか。 主人公はなんのために何をしているのか。 主人公がやろうとしていることは、本当に正しいのかなどなど。

すべての話をつなげていくと大筋がわかってきますが、やはり細かい部分までは不明のままです。 それが逆にプレイヤーの想像をかき立てていくわけですね。

登場するキャラクターすべてが意味のあることを話すわけではなく、なかにはコイツはなんなんだろうと思わされるものもいます。

ちなみに本作はマルチエンディングとなっていて、分岐には上記のようなよくわからないキャラクターも関わってくるようです。 あなたはトゥルーエンドを見ることができますか?

軽快なアクションと良好な操作性が、高い難易度をより魅力的に

本作はアクションゲームであり、近距離攻撃、遠距離攻撃、回避などを駆使しながら攻略していきます。 特に重要なのが“回避”で、これをうまく使えないとまともに進むこともできないでしょう。

それぞれの動きはなかなか軽快で、もっさり感を感じることはありませんでした。 しかし初期設定だとちょっと操作が難しいかもしれません。 やりづらい場合は、オプションの“キー設定”から自分にあった設定に変更するといいでしょう。

私のオススメ設定は、近接攻撃を“Z”、遠距離攻撃を“A”、ジャンプを“X”、回避を“C”です。

本作は難易度がわりと高めなので、自分にあった設定にしておかないと非常につらいです。 設定があっていても、ボスまでの道中でたびたび死んでしまいますし。

慣れた人ならほぼ死ぬことなくクリアできる”ノーマル”でさえ普通にやられるレベルですので、ヌルいアクションゲームには飽きたという人にもオススメできます。

これで操作性が悪かったら一気に低評価に大逆転の可能性もありましたが、その心配は無用ですね。 操作性がいいことで、高い難易度をさらに魅力的に仕上げています。

ちなみに私は、一番最初のステージで十数回死にました。 操作に慣れてなかったというのも、原因のひとつだとは思いますけども。

やりこみ要素も搭載。 コンプリートは至難のわざ

もはやコアゲーマーにとって無くてはならないものである「やりこみ要素」もしっかりあります。 Steamの基本装備といってもいい”実績”はもちろんのこと、特定条件下でしか入手できないアイテムであったり、マップ上に隠された見えないアイテムであったり。

数あるやりこみの中でも特に難しいのが、“ノーダメージでボスを倒す”というもの。 正確には、それを達成したあとに手にはいる隠しアイテムのコンプですね。

前述のとおり、本作は高難易度アクションゲームです。 道中ですら死にまくるのに、ノーダメなんて無理と思われるかもしれませんが、本作が高難易度たりえる理由のひとつは”被ダメージの高さ”なのです。

敵の動きが難しすぎるといったことはなく、ある程度慣れればそこまで苦戦せずに倒せる程度です。 ボス1体に対し1・2時間かける程度の気合いでのぞめば、ノーダメ撃破も夢ではないかもしれません。

ちなみに私は、これを書いている現在ノーダメ撃破は一度も成し遂げていません……。

ドット絵ゲームの最盛期に発売されたコンシューマゲームと比べても大差ないレベルの出来でありながら、1,000円以下で遊べるコスパ的にも良いゲームだと思います。

“有料”という部分でちょっと足踏みしてしまうかもしれませんが、ドット絵好きならば買って後悔はしない作品だと言えるでしょう。

難易度ノーマルで大体クリアまで6・7時間くらいのボリュームですが、マルチエンディングややりこみ要素のコンプリートまで考えるとこの2倍程度はかかるかもしれませんね。

「Momodora: Reverie Under the Moonlight」はSteamにて絶賛発売中ですので、少しでも興味がわいた方は是非とも遊んでみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

みっつん

ゲームやアニメなどのインドア系娯楽が大好きです! 新しいゲームの情報や攻略情報などについて話したくてブログをはじめました。 ブログの更新情報などは、Twitterでお知らせしたいと思います。